*憧れの先輩と同い年のアイツ*
そうこうしているうちに、電車は目的の駅に到着していた。



歩いていくうちに遊園地が見えてきた。



『あれ乗ろーね!!』


美加が指したのはジェットコースターだ。


「俺絶叫系大好きっ♪」



二人はワクワクしながら遊園地に入った。




あんな事があった後なので、美加は内心、今日のデートがどうなるか心配だった。


しかし、有志は気まずい雰囲気を出したり、妙に飾ったり、気取ったりせずに自然体で居てくれる。



おかげで、美加も素直に楽しめていた。



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