太陽に恋して
ハッと我に返ると麻由花ちゃんはケラケラと笑っていた。
「どしたの!?」
「…っこれ見てよ…!」
麻由花ちゃんは携帯を取り出すと私に見せた。
「…っなんて顔してるのよ…!」
また吹き出す麻由花ちゃん。
そこにはなんとも言えない程ニヤけた顔の私が映っていたのだ。
「わぁー!!やだっちょっ麻由花ちゃん!!」
「これ待ち受けにしよーっ」
「ちょっ…消してよーぅ!!」
恥ずかしい。恥ずかしすぎる!
「…お、お願い!誰にも見せないでください!」
「えーどうしよー」
…ちょっとSすぎでは?
「おーねーがーいーしーまーすー!」
「だって可愛いんだもん!」