恋愛ゲーム。

振られた私



「…はっ!?松田が好き!?」

「しー!誰かに聞かれたらどうすんの!」

私は自分の気持ちに気づけた次の日、香奈に報告した。

「…ごめん…。
でもあんた、正気?
だってあの松田だよ?
確かにかっこいいけど…あいつ、無口だし、怖いし。」


「…そんなことない!!」

松田くんは優しくて良い人。
私は、それをよく知ってる。


「そんなに好きなんだね、松田の事。」

…そうだよ、香奈。
私、松田くんが好き。

「おっしゃ!じゃあ親友である私が応援してやろう!」


「何で上から!?」


香奈が応援してくれる。
それだけで私の支えとなってくれた。

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