恋愛ゲーム。
放課後。
いつものように調理室へ向かった。
するともう、松田くんは焼きそばを作っていた。
「松田くん、早いね。」
「そうか?」
頑張り屋な松田くんだから、きっと早く来たんだろう。
「私も今からトリュフ作るから、何かわかんないことあったら聞いて?
もうないと思うけど…」
松田くん、やり方はもう覚えたもんね。
私の出る幕もうないし…
「いや、いつ何があるかわからんから、何かあったら頼む。」
「うん!」
松田くんに頼られてる。
そのことだけで、私は元気になれた