だって高校1年生だもん♡
「笑美━━━‥」
蜂宮輝は、屋上で黄昏ている
猫山笑美を見て
小さく猫山笑美の名前を呼んだ。
生徒会会長とやら言うやつが、
産まれた時からずっと一緒にいる猫山笑美に
まだ会ったこともないし何も知らないくせに
猫山笑美に告白をしたのが許さなかった。
「んー?どうしたのー?」
「‥‥笑美俺から離れないでね‥」
蜂宮輝が、不安そうに小さい声で言うと
猫山笑美はツインテールを一回手で靡かしてから
蜂宮輝の元に行き「当たり前じゃない」と言い
震えている手をぎゅっと握った。