だって高校1年生だもん♡







 席は決まってないみたいで

 猫山笑美は開いている一番後ろの空が見える

 窓際に座り、蜂宮輝はその隣りに座った。


 目の前は絶対に猫山笑美と合わなさそうな

 正反対の黒髪ロングで猫山笑美には無い物が

 大きい女の子だった。



 猫山笑美はいつものように

 メイクポーチを取り出し

 メイク直していると近くにいた女達が

 恐る恐る猫山笑美に近寄る。



 「‥‥ね‥猫山さん!すごい数のメイク道具だね!」

 「そうかしら?親がプロのメイクリストだからね」

 「えー!すごい!!今度教えてくれたり━━‥」

 「別にいいわよ?」


 「やったー♡♡♡猫山さんって怖いイメージあったけど優しいんだね!」




 目がまんまるで身長は猫山笑美と同じぐらいの

 可愛らしい女は、キャッキャッと騒いでいた



 これが優しいのかしら‥‥



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