だって高校1年生だもん♡
「あんた〜!新学期早々暴れたんやってなあ♪」
「‥‥あれは、変態教師が私を触るから‥」
「アハハハ!笑美らしーなっ!後。雷牙に告白されたんやってなあ?」
「‥‥チャラい奴がよく言う口説き文句ですよ‥」
「まあ、雷牙は良い人やから見てあげれば‥?」
猫山稚菜は、猫山笑美の頭を優しく撫で
「ほな行ってくるな!」と言って、
ふわっと香水の甘い香りを立てて
家を出ていった。
猫山笑美は、撫でられた頭を触り
頬を染めていると
リビングにつながるドアが開いた。
「笑美ちゃん〜♪おはよ〜」
「お母様おはようございます!」
ピンクの綺麗な髪を
猫山笑美と同じようにツインテールにし、
ピンクのエプロンをつけて
フライパンを持っているママの姿があった。