プラチナ・ラブ
惹かれ合う二人
大翔side
俺と優人には溜まり場みたいな場所がある。
知り合いがやってる、客の入らない喫茶店。
そこに入ればマジで誰も来ないから、落ち着く。
……はずだった。
「……何でお前らがいんだよ」
「楽しそうだったから」
「別にいいじゃない、そんなの」
なぜかここにいる……花音と沙羅。
「まあまあ、いいじゃん。
女の子がいた方が元気になるし!」
「それはお前だけだ、優人」
「何だ?合コンか?」
「ちげぇよ、クソ親父」
「まだ親父じゃねぇ!!」
この人が店長。
荒田徹也。通称、テツ。
多分まだ20代の自由人。
俺と優人には溜まり場みたいな場所がある。
知り合いがやってる、客の入らない喫茶店。
そこに入ればマジで誰も来ないから、落ち着く。
……はずだった。
「……何でお前らがいんだよ」
「楽しそうだったから」
「別にいいじゃない、そんなの」
なぜかここにいる……花音と沙羅。
「まあまあ、いいじゃん。
女の子がいた方が元気になるし!」
「それはお前だけだ、優人」
「何だ?合コンか?」
「ちげぇよ、クソ親父」
「まだ親父じゃねぇ!!」
この人が店長。
荒田徹也。通称、テツ。
多分まだ20代の自由人。