プラチナ・ラブ
「大翔達とテツってどういう関係なの?」
「テツは俺の親戚なのだ!」
優人がエッヘン!と自慢気に答える。
別に自慢されても羨ましくも何ともねぇけど……
「本当に人がいないのね、ここ」
「沙羅ちゃん?
そうはっきり言われると、おじちゃん傷ついちゃうよ?」
「でも、人がいないから落ち着くね~」
「花音ちゃん、それは褒めてるのかな?」
テツは喫茶店を開くのが夢だったらしい
まぁ……人は全然入らないけど。
「ヤバいぞ、大翔。
可愛い女の子が二人も俺達の前に……!!」
「落ち着け。
キモいぞ、お前」
「き、キモっ……!?」