プラチナ・ラブ
婚約者
大翔side

「なぁ、なぁ!
大翔、聞いた!?」

「何を?」


朝から優人がハイテンションだった。

珍しいことじゃねぇけど。


「転校生来るらしいぜ!?
花音ちゃんのクラスに!」

「へぇ~……」


別に興味ねぇし。

転校生とか。

どうでもいい。


「あれ?反応薄くね?」

「興味ねぇ」

「本当に?」

「本当に」

「その転校生が花音ちゃんの婚約者だとしても?」

「どうでもいい……って、は?」


婚約者……?

花音の……?

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