碧目のあたしと。






「女には欠かせない黒コン」




あたしはこの目を誇りに思ってる。


だからカラコンで隠したりしない。





「・・・黒コン」




あたしが呟くと、ものすごい力で背中を叩かれた。







「ボケっとしないでよ!!!!!
このあたしがプレゼントしてるんだから!!!」






きっと心配してくれてるんだ。


昔みたいになると、また戻れなくなるから。






「・・・ありがとうございます」





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