ハツ∞コイ~中学編~

「どこが温厚だよ(笑)」

────ブチッ

「この私様が温厚なのよ!」

「痛い痛いっ!」

ふっ、ざまぁないわね。

「で、夏輝のことよね?」

「なんだ。バレてたか」

「夏輝のアドかしら?」

「なっ?!×△※☆▽××○@?!」

図星ね。

「木下さん知らないから言っとくけど俺の初恋なんだからな!」

知ってるわよ。

─────ガラッ

「夏輝ぃ、今日さ────」

………………………

「夏輝恋してる?」

「ほぇ?!」

あ、してるわね。

もう少し探ってみようと頭をフルに使う。

勉強にでも使えたらいいのにと私は思う。

まぁ、いいわ。

今はそれどころじゃないわ。

「もしかして上条?」

「……………っ!/////」

あのね?と夏輝は照れながら言う。

「好きとか恋とかは…よく分かんないかな………/////」

初々しいわね。

心のそこから思ったりして。
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