落書きされた心
「ありがとう・・ありがとう、良哉」
熱いキスを交わす。
こんなに今が幸せなのはきっと
泰雅のおかげだよね。
泰雅、貴方のことを引きずることはやめました。
でも、貴方のことは忘れません。
お腹の子が元気に産まれてきてくれたら
泰雅の話もしようと思う。
「なあ、男?女?」
「んー、秘密っ//」
「え!教えろよ~」
「・・・まだ分かるわけないでしょ」
「うわっ!なら最初から言えよ」
いつもこんな調子で
なんだかんだで仲良しで。
なんか、うちら
前付き合ってた時とは
雰囲気が違う。
本当に泰雅が良哉の中にいるみたいで
冗談も普通に飛ばせる。