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「あっ!この子・・・・」
俺の頭に中に、雨の日に道でしゃがみこんでいた春奈の姿が浮かんできた。
「どうした?いきなり驚きやがって!ビックリするだろ!あっ!さすがのお前でも愛田春奈の顔は知ってたのか?」
「いやっ、そうじゃなくて・・・」
『あの子、今人気のモデルさんだったのかぁ・・・
でも、なんで人気のモデルさんがあんなところにいたんだ?』
その隣で不思議そうな顔で彰さんは俺を見ていた。
俺は、その日から春菜への謎は深まるばかりで、ますます春奈のことが気になっていった。