If




「うん・・・」


俺はこの時、初めて春奈の前で泣いてしまった。



そして、俺はこの時ある決意をした。



「俺、待ってるから!春奈が自分の夢を叶えるまでずっと待ってるから!
5年でも10年でも待ってるよ!」



「貴ちゃん・・・」



俺は春奈をより強く抱きしめた。




そして、気が付くと俺達はソファの上で寝てしまっていた。
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