If


「お前、ホントに泣き虫!そんなんでママになれるのかよ?」


「なるもん!」



春奈はそう言ってみせた。



そして、ヒラヒラと桜の花びらが俺の手の上に落ちてきた。



その落ちてきた花びらを春奈の手の上に乗せた。



「お前はもうずっと1人じゃないから・・・3人一緒だ!」


「うん・・・」



俺は春奈を力強く抱きしめた。
< 193 / 200 >

この作品をシェア

pagetop