If


「貴ちゃん、お腹すいてない?何か作るよ」



「えっ?いいよ。そんなの・・・」



でも、体は正直なもので俺の腹がなったのだ。



一瞬、2人の間に沈黙が流れ、2人顔を見あわせて笑ってしまった。



「何か作るね」



春奈は最高の笑顔で言ってくれた。



俺は頭をかいた。



「うん・・・」
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