If



「どうして?」


「今回みたいに、貴ちゃんにまた迷惑かけたくない!


自分の感情だけで動いて貴ちゃんに迷惑かけちゃうのは嫌なの!!」



「俺は、いいよ。迷惑なんて思わない!!」



「あたしが辛いのよ!!お願いだから分かって?」



春奈は目にたくさんの涙を溜めて訴えてきた。





そんな、春奈の気持ちを理解することは出来なかったが、俺が側にいることで春奈を苦しめているのだと思ったら、受け入れるしかないと思った。
< 83 / 200 >

この作品をシェア

pagetop