If



「貴ちゃん・・・」


「どうした?」



「あたし、もう迷わないことにした!」



突然の春奈の言葉に理解できずにいた。



「何を?」



「自分の気持ちに・・・」



俺はその言葉を聞いた時、春奈が何を言いたいのかだいたい分った。



「えっ!?じゃぁ・・・」



「うん!ずっとあたしの側にいてね・・・」



春奈は優しく微笑んで言ってきた。



「マジ!?ホントに?」



「うん!」



俺は嬉しくて涙が出そうになった。
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