愛してる、愛してた、バイバイ。
「優哉…」
『……帰り覚えとけよ』
耳元でボソッと呟くと、來未は顔を真っ赤にさせた。
その行為に、ニヤニヤと奏汰と真耶は笑う。
「ねぇ、奏汰ぁ……」
「んー?」
「……良かったよね。優哉にちゃんと大切な人出来て……」
「…俺等の親友だぜ?当たり前じゃん…」
2人のそんな会話は、來未とじゃれあってる優哉に届かなかった。
「………あ、で、wデートの話に戻して良い?」
『あぁ。』
優哉は、來未の髪の毛をいじりながら返事をする。
「ま、真耶さん……」
「真耶で良い!」
二カッと人懐っこい笑顔で要求する真耶。