愛してる、愛してた、バイバイ。
「じ、じゃぁ、真耶。
何処に行くつもりなの?」
來未がへろっとしながら聞く。
「ん?
遊園地でしょ!初デートと言えば!」
パチっと可愛らしくウインクしながらサラリと答える真耶。
………
『嫌』
「(嫌、とか可愛いな)まぁ、まぁ!
行きたいよねぇ?來未ちゃん!」
「え……う、ん。行った事無いから……/////」
「えーーー‼まじ?!じゃあ、尚更行かなきゃ!
おい、優哉!人混み嫌だからって拒否んな阿呆!」
『來未が行きたいなら行くけどな。』
その言葉に、少し目を見開く真耶。