愛してる、愛してた、バイバイ。
その後、直ぐに駅につき、駅のまん前にある遊園地に足を踏み入れた。
『……人…』
「優哉、大丈夫?」
少し顔を歪ませる優哉の顔を覗き込む來未。
「…奏汰、どうするよ、この人…」
「あぁ、流石に体力もたねぇぞこりゃ……」
奏汰と真耶はひそひそと顔を青くしながら話していた。
『……とりあえず何に乗りたいんだ』
ぶっきらぼうに來未に聞くと、來未は笑ながら1つのものに指をさした。
指の先を目で追って行くと……
『……げ…』
長蛇の列がある、ジェットコースターだった……