愛してる、愛してた、バイバイ。
でも、下駄箱である事に気付いた。
『あ。』
「あ?」
『携帯忘れた。』
「はぁぁぁあ?!?!」
うっせぇ。
一々リアクションオーバーなんだよ。
『取りに行ってくるゎ。』
「おう。俺かえっていーい?彼女が待ってる家に!」
『どうぞ。』
「んじゃ、また明日なー!」
奏汰は、元気良さげに走り去って行った。
奏汰は、中2から付き合っている彼女が居る。
高校は、別の所にしたらしいが。
俺は、急いで携帯を置いて来た、教室に行った。