愛してる、愛してた、バイバイ。
『ジュースか何か買っておいで』
「ぅーす!」
俺らの真似をしてあんな返事をしてジュースを買いに行く由良は本当に幼稚園児なんだろうか?
まぁ、そんなしっかりした所を今だけは感謝する。
『……來未?どうした?』
「…優哉…不安なの。」
來未が目に涙を浮かばせながら言う。
「私、捨てられそうで怖い」
『…………』
「私…………優哉には釣り合わ…」
チュ…………
來未に結構長めのキスをした。
『それ以上言うと、もっと深いキスする。』
俺は來未の瞳を見つめながらニヤッと笑った。