愛してる、愛してた、バイバイ。




話をしていると、不意に明人の目が來未に向いた。




俺と來未の繋がっている手を見て目を丸くしながら、微笑んだ。





「お探しはリングで?」




『あぁ。』





明人は店員モードに少し入りながら、指輪の所に行った。






その後を追って俺と來未も行く。






「優哉の知り合いなんだね」





『あぁ。




リング嫌か?』









「いいよ!」



ニコッと笑う來未に、俺は微笑み返した。





< 236 / 279 >

この作品をシェア

pagetop