愛してる、愛してた、バイバイ。
「んーとな、コレとかがシンプルだけど、大胆なモノ系。
コレとかはシンプルイズベストってヤツだ。
コレらはごちゃごちゃしたヤツ。」
………
『お前売る気ねぇだろ』
「いやいやいや、あるよ、ちゃんと。」
『………』
「その目やめて。」
蔑んだ目で見ていたが、目線をズラして指輪を見た。
そして、一つのペアのヤツを渡した。
「俺の苦労が水の泡になるじゃん……」
何も苦労してねぇだろう。
「サイズここに書いて」
『ん』