愛してる、愛してた、バイバイ。







ーーーーーーーーーーーー



來未の行きたい所を回って今、交差点を渡ろうとしている。



「優哉、何で彼処行ったの?」



『別に。』



「何だぁ」




來未が不貞腐れながら買い物したモノをぶらぶらさせる。






『ごめんごめん』




信号が変わっているのに、行かないのは俺らだけだった。



この信号は長いこと変わらないから厄介になると悟り、2人で急いで渡った。














遠くからサイレンの音がしたと思ったら、すぐそこで聞こえた。



























< 239 / 279 >

この作品をシェア

pagetop