愛してる、愛してた、バイバイ。







「………………お姉ちゃん…」





「ーーーー陸斗くん、お願い、出来る?」








來未は、笑ながら陸斗を見た。






「………うん、」










「ーーーーーーーーーーーーーーー」






陸斗は、その場で泣いた。



















あまりにも、わかりすぎている來未の近い終末に、







陸斗は気づいてしまった。















< 260 / 279 >

この作品をシェア

pagetop