愛してる、愛してた、バイバイ。






ガラッと勢いよく開けると、そこには………














『……く、み…』
















來未が、多人数の看護師と、主治医に呼びかけられながら囲まれていた。









その中に、1人、ポツンと部屋の隅で來未を見てボロボロと涙を零す陸斗を見つけた。








『陸斗っ……何が…何があった!?!?』






俺は、陸斗の肩をつかんで揺すると、陸斗は大きな目から一層涙を零しながらおれを見た。









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