愛してる、愛してた、バイバイ。






教室に着くまで、一言も喋らなかった來未。




五月蝿いぐらいが普通なのに、異常に静かだった事に疑問を抱きながらも、教室に入る。





「おっはよー!優哉くん!」

「優哉はよ!」

「優哉くんおはよぉー」



様々な挨拶が飛び交う中、それにまとめてうぃーすとだるそうに返事しとく。





実際だるいし。






「優哉!お前酷いし!また置いてったし…」




シクシク泣き真似する奏汰に、うんざりした顔であしらう。



『お前が悪いと俺は思う。』





「えぇぇええー?」




うん。リアクションオーバーすぎて笑えねぇ。




< 41 / 279 >

この作品をシェア

pagetop