愛してる、愛してた、バイバイ。




「っ……」




來未の叫び声が聞こえた。




急いでさっきの場所に行くと、來未は、押し倒されていた。




無理やりはがされた服はボロボロで、顔は涙でぐしょぐしょだった。






俺は、男に蹴りをかましてやった。




『なにしてんだよ……』





「いっ……」

男は、俺を見て顔を歪めて逃げていった。

「ゆ、やく……」




『…大丈夫か』



一応聞くけど……




「ぅっえぁぁあああ……」




……大丈夫な訳無いよな…




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