愛してる、愛してた、バイバイ。





















ザァァァァァァ……












大量の空から落ちる雫が、俺達の体と心をも冷やして行く。






俺は、掴んで居た來未の腕をパッと離した。








來未は、悲しそうに、不思議そうに俺をみた。








でも、俺は











感情の無い、冷たい目と表情で身長の低い來未を見下ろした。
























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