voice-ヴォイス-
《キョウ:
僕は怒られたって嫌われたっていいです。
その代り、海を恨むし、嫌うから
それでいいのなら謝ってあげてもいいけど?》
その上から目線なキョウの発言に隣からブチンと何かが切れるような音がした。
尊かと思ったが、それは洵だった。
この案件には冷静をずっと保っていたのでキレるとは思わなかった。
「この野郎、、、謝ってあげてもいい?!なんだこの上から目線は!」
尊の怒った様子は予想できないから怖いけど、洵の場合は違う怖さだ。
だが、言いたいことを書き込んでやりたそうにしているが、機械音痴な洵はキーボードを打ち込むスピードが遅い上、いじり方がわからないのでじっとしている。
それがちょっと可愛らしい。