voice-ヴォイス-
「多分、動画サイトで4☆Cloverって検索かけたらヒットすると思うんだ。興味あったらいつでもいいから声をかけて欲しいんだ。」
でも……。
突然すぎて困惑する。
「無理だったらシカトしてくれたっていいんだ。」
と彼は付き足す。
海はメモ帳にペンを走らせた。
『私のどこが向いてるんですか?』
と。
すると彼は、
「君の奏でるギターが単純に好き。それだけじゃあ……ダメかな?それに君が加入したら今以上にパワーアップしそうで楽しくなれる気がするんだ」
と笑った。