voice-ヴォイス-
メールをしようとしたとき、
「海ちゃん!」
と声をかけられた。
声の先を振り向くと、昨日の青年、尊がいた。
まだメールしてなかったのに、、、
どれだけ待たせてたのかな?
すると尊がヘラッと笑い、
「大丈夫だよ。そんな待ってなかったし。つーか、今来たとこだしさ。」
と海の考えを察したのか言った。
「じゃあ、早速だけど。こっちだよ」
尊が海より前に歩き出し、手招きした。
海は頷き、尊について行く。