オトナの秘密基地
ところが。
乳幼児2人を抱えて帰ってきた妹は、最初こそ小さくなっていたけれど、今じゃすっかりこの家の中心になっていた。
何をするのも、乳幼児とその母親が中心の我が家。
着替えてリビングに戻ると、愛実たちは入浴中らしく、キッチンの横のお風呂から、楽しそうな声が聞こえてきた。
「お~まけ~のお~まけ~のきしゃぽっぽ。
ぽ~っとなったらあらいましょ、ぽっぽ~」
それを聞きながら、お鍋に残っていたお味噌汁を温め、皿に盛られたおかずを電子レンジに入れていたら、愛実が大声で私を呼んだ。
「和実~、ルナあげて~」
「はいはい」
ルナをお風呂場で受け取り、バスタオルでくるんでリビングへ連れてきた。
乳幼児2人を抱えて帰ってきた妹は、最初こそ小さくなっていたけれど、今じゃすっかりこの家の中心になっていた。
何をするのも、乳幼児とその母親が中心の我が家。
着替えてリビングに戻ると、愛実たちは入浴中らしく、キッチンの横のお風呂から、楽しそうな声が聞こえてきた。
「お~まけ~のお~まけ~のきしゃぽっぽ。
ぽ~っとなったらあらいましょ、ぽっぽ~」
それを聞きながら、お鍋に残っていたお味噌汁を温め、皿に盛られたおかずを電子レンジに入れていたら、愛実が大声で私を呼んだ。
「和実~、ルナあげて~」
「はいはい」
ルナをお風呂場で受け取り、バスタオルでくるんでリビングへ連れてきた。