summer vacation
“絶対それだけじゃない!”

確信わないけど
そんな気がした。

「えっと…それは…」

「ん?」

四之森峻也
あんま得意じゃないかも(ノ△T)

不気味な笑顔わ
あたしを困らせた。

「ずっと黙る気かよ?夢」

“よっ呼び捨て!?”

いちいち四之森が
言う事に反応してしまう。

「呼び捨て…」

「ん?呼び捨てわ嫌いか?」

「別に…」

四之森峻也わいつの間にか
あたしのすぐ前に来ていた。

四之森の方が背が
高いためか、
少しかがんで
あたしを直視する。

「…。四之森何言ってんの
こんなの、四之森じゃないよ?」

「俺わ俺。」

「…」

四之森わ、あたしの目
をずっと見る。

その視線があたしを固まらせる。

「どうした?」

「か、帰るね。また明日!」

あたしわ、後ろを向かず
全力で走った。

“あたしのファストキスが
四之森峻也だなんて…”

あたしわ、明日学校が行く気が
一気に失せた。
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