紅の天使

『わ、私ですか!?』



「うん♪
旅は道連れって言うじゃん?」



『…じゃ、じゃあ…私も付いて行ってもいいですか?///』



頬を赤らめ、少しもじもじしながら言うリリア



「マジ!?
よっしゃぁ!!
じゃあさっ今から行こうぜ♪」



「リーヴス
その前に朝御飯でしょ?
早く食べて」



オルティアはエプロンを付けて
いつの間に作ったのか、パンと目玉焼きを持って来た

リリアは少し驚きながらも、ニッコリ笑っていた



「いったらっきまーす♪
ほらリリアも喰えよ」



『ぇ、あ…ありがとうございます
…えっと…』


お礼を言ってみたが、名前が分からずドモってしまった



「あ!!
ゴメンι俺はリーヴス・ラングだ
これからヨロシクな、リリア」



「僕はオルティア・ガゼル
ヨロシクねリリアちゃん」



リーヴスは満面の笑顔で、オルティアは優しい微笑みで手を差し出した


『ょ、ヨロシクお願いしますです!
リーヴスさん、オルティアさん』



リリアは少し戸惑っていた



「俺の事はリーヴスで良いから
後、敬語も無し♪
一緒に飯喰ったらもう仲間だし、な!!」



「僕らには気を使わなくても良いから
気楽に、ね?」








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