時計の針は狂いだす
リビングに着くとすぐにハルキねぇはソファに座って

「ねぇ杏子、水かジュース頂戴」
そう言ってテレビをつける

「ハルキねぇの好きなジュースは昨日母さんが飲んで無いよ」
そう言って台所でコップに水を入れる私

コポポポポ・・・

「はい、水」
そう言って水の入ったコップを差し出す私

「あっ、ありがとー」
そう言いながらコップを受け取るハルキねぇ


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