時計の針は狂いだす
そして帰り道・・・。
「あぁ~!!どうしよう・・・。」
真弓は険しい顔をしながら考えていた。
「真弓・・・。顔やばいよ・・・。ヘンになってる。」
そう言いながら私が笑っていると真弓は怒って
「笑うなぁ!!!!ウチは心配してんの!!」
「はい!?」
真弓は私の肩を組んで小さな声で言った。
「だからぁ~!もし本当に奈架道センセーが杏子の事を好きだとしたら、いつかは皆か ら杏子が敵視さらちゃうよぅ・・・。」
少し泣きながら真弓は言った。
私はそれを心の中で納得。
「でも大丈夫でしょ。それ、ウワサなんでしょ?」
私は真弓に問いかけた。すると真弓は
「そらウワサかもしれないけれど・・・。」
それを聞いて
「それなら大丈夫でしょう。さっ!コンビニでお菓子買って帰ろう!」
そう言って私は真弓の組んでいる手をのけて真弓とコンビニによってお菓子買って真弓と食べながら帰った。

でも、私達はまだ時計の針が動き出すとは、思ってもみなかった。






_____「・・・ハジマルヨ・・・キンダンノ・・・レンアイガ・・・・トケイノハリモ・・・・クルイダス・・・」






< 2 / 17 >

この作品をシェア

pagetop