漆黒のタクティック  【1巻】


「でも、一体何者が校長先生を?」
と、ジンが言うと、
「簡単だよ。校長先生を怨んでいる人間。それは、副校長ってことだ。校長がいなくなれば、副校長が校長にできるし、学校を支配する事は簡単だろう?」
と、ウリッドが言う。
「ウリッドは考えが甘い!」
「アヤメ?」
「別に副校長じゃ無くても、誰かが副校長とグルになって協力しちゃえば、別に副校長じゃなくてもい言って考えにもなるでしょ?」
「そっか。そう考えれば、他の教師でも可能ってわけか」
アヤメが言った後、ウリッドが、なるほど。って顔をして言う。


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