漆黒のタクティック 【1巻】
「前にも話したことあるけど、僕は小学校低学年の時から周りから避けられていた。でも、自分でも何がいけないのか良く分かってなくて・・・・・・」
と、僕は言うと
「心当たりとか無いんだよね」
と、リズは言ったから僕は、横に首を振る。
「そっか・・・・・・」
リズが言うとアヤメは
「仲間とか友達とかいなかった訳なんだね」
「うん。だから友達とか仲間とか全然分からないんだよね」
「私たちと一緒にいると、やっぱり気まずい?」
と、リズが心配そうに言った。