Thanks for XX【六花の翼・番外編】
「あたしね、猫のアキちゃんが一番可愛くて、好きだから」
「……!!」
それって、それって。
猫のままのボクでいいってこと?
変身しなくても、よかったってこと?
ううん、それ以前に。
ただの使い魔のボクを。
好きだって。
好きだって、言ってくれた!!
「にゃん♪」
「ふふ、くすぐったいよー」
ボクは思いっきり、まりあたんにすりすりした。
そのうちに、一緒に眠りについたんだ。