Thanks for XX【六花の翼・番外編】


「うわ、絶対エロい事してたわ、この人たち」



太一がニヤニヤして言う。



「するかっ!!大体あの時にそんなことをしたなら、コイツの力は消滅してただろうがっ!!」


「えっ、そんなことって何?どんなこと?」


「もーやめてよー!チューしかしてないよー!」


「ままままま、まりあっ!!

さりげなく言うんじゃないっ!!」



瑛は真っ赤になって、まりあの口を押さえた。


こりゃー面白いおもちゃ見つけたでー。


同じ事を思った清良と、目があった。



「その後、あっさり裏切ってさー。大変だったよねー」


「ぐうっ……」


「僕なんか、毒針投げつけられたからな」


「…………」



瑛はだんだん、沈んでいく。


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