Thanks for XX【六花の翼・番外編】
●Thanks for… 瑛×まりあ
ぷよぷよと、無駄に肉の付いた頬。
規則的な寝息を立てる小さな口からは、よだれが垂れている。
顔を寄せれば、ふわふわと軽い髪の毛が鼻をくすぐった。
まだ何も踏んだ事のない足の裏は、信じられないほどスベスベしている。
まさか。
まさか。
こんな日が来るなんて。
18歳までの俺は、想像もしていなかった。