Thanks for XX【六花の翼・番外編】


「な、なにっ!?」


ある、夏の朝……。


目を、覚ましたら。


俺は、小さくなっていた。


寝ていたはずのベッドが、海のように広く感じる。


天井は高く、家具は巨大化。


いや、違う。


俺が、小さくなったんだ……。


幸運なことに、来ていた服は、俺とともに縮んだようだった。


一体なんなんだ、何が起こったんだ!?


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