Thanks for XX【六花の翼・番外編】


「ま、まりあ」


「はい」


「元に戻ったら、また、全力でお前を守る。

だから、頼む」



俺は、そう言って。


まりあの手のひらを、数歩移動した。


そして、なめらかなその頬に。


小さく、口付けた。



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