東雲の支配者
雨音の言葉には謎が多過ぎて私の頭は理解する事で必死だった。

「亜夕。恐らく亜夕と会うのは今日で最後だ。」

「えっ、なにそれ?」

その瞬間雨音は突然私を抱きしめこう言った。

「さよなら、亜夕。もっともっと強くなるんだ。」

「雨音…?」

雨音は突然立ち上がり、桜並木の向こう側へ去って行った…。
私にはなにがなんだかさっぱり理解出来ない。
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