わたしの心をあなたにあげる



「なんで祐希にそんなこと言われなきゃなんないの!?そんなの私の勝手じゃない!彼女のいる祐希にそんなことなんで言われなきゃなんないの!」




「は?俺彼女なんかいないけど」



「嘘つき!昨日も一昨日も女の人と仲良く腕組んでたじゃない!」




私はそう言い屋上を飛び出した。





もう祐希なんか知らない!







祐希は追ってはこなかった。






< 191 / 207 >

この作品をシェア

pagetop