わたしの心をあなたにあげる




─────……あぁそうか。





いつもは祐希たちが杏奈から私を守ってくれてたんだ。







いまさら気付くなんて私はバカだな。






私はいつでも祐希たちに頼りっぱなしだったんだ。





私は決意を胸に体育館裏に向かった。




いつまでも祐希たちに頼りっぱなしではいられない。




私のことなんだから私で解決するべきなんだ────…!






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